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キャリア・教育

通信制出身者14%超の京都文教大、「特別入試」「体調配慮で1限必修ナシ」「キャンパス内に高校」・・・ここまで支援が手厚い訳

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入学者説明会
多様な学生を受け入れ、丁寧な学生支援を行う理由とは?(写真:京都文教大学)
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――授業のあり方も変化しているのでしょうか。

コロナ禍でオンライン授業が一般化したことは、1つの可能性を開いたと捉えています。本学ではUDL(学びのユニバーサルデザイン)を意識し、対面・オンライン・オンデマンドを組み合わせるハイフレックス型の授業や、授業録画を補習・復習に使う仕組みを取り入れています。また、睡眠や体調面に配慮し、26年度からは1年生の1限目に必修科目を置かないようにしました。

26年度の1年生春学期について、全科目合計の出席率・単位修得率を25年度と比較すると、出席率は3.73ポイント、単位修得率は3.72ポイント上昇しました。年度による入学者の違いもあり、時間割変更だけの効果とは言えませんが、学習生活でつまずきやすかった1限目の授業を避けたことが、学期全体の学習継続にも好影響を与えたのではないかと捉えています。

一方で、地域での実践など「リアルだからこそできる学び」も重視しています。リアルでしかできないことは大切にしつつ、代替手段があるものはできる限り学習機会を保障することを、特定の学生だけへの対処ではなく、全学の教育のあり方として考えています。

――卒業後を見据えた支援としては、どのような取り組みをしていますか。

在学中はキャンパスソーシャルワーカー、就職支援では就労移行支援アドバイザーに相談できる体制を整えています。就職時には、自分の特性を「ここは苦手だけれど、こう調整できれば働ける」と言語化し、就職先に伝えられるよう支援します。職場に定着して活躍することまでを視野に入れ、職業訓練なども選択肢としながら、それぞれのペースで次の一歩を考えていきます。

大学キャンパス内に通信制高校を開校

――26年春には、宇治キャンパス内に通信制の京都文教大学附属宇治高等学校を開校しました。開校の背景や狙いを教えてください。

全国・広域から生徒を受け入れる通信制高校がある一方、地域の中で学ぶ機会を必要とする人が増えていることが、開校の発端です。また、通信制高校の先生方を招いた研修を通して、私たち大学教員自身も、通信制高校は学び方の1つの選択肢であり、そのあり方も多様でよいのだと認識を改めたことで、大学との教育連携の可能性を考えていくようになりました。

開校初年度は1年生のみの募集で、65人(26年8月時点)が在籍しています。授業は毎日出席しなくてもよいカリキュラムですが、「毎日、通いたい」と言う生徒もいますし、自分のペースで通う生徒もいます。

26年春に開校した通信制の京都文教大学附属宇治高等学校(写真:京都文教大学)
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