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キャリア・教育

通信制出身者14%超の京都文教大、「特別入試」「体調配慮で1限必修ナシ」「キャンパス内に高校」・・・ここまで支援が手厚い訳

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入学者説明会
多様な学生を受け入れ、丁寧な学生支援を行う理由とは?(写真:京都文教大学)
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――臨床心理学部がある大学としての専門性は、学生支援にも生かされていますか。

臨床心理学科にはカウンセラーとしての専門性を持つ教員が多く、ここ2年ほどは同学科の入学予定者と個別面談を行っています。他学科でも、合理的配慮などが必要な場合はアクセシビリティ支援室が支援に入ります。把握した情報は学科内で慎重に共有し、1年次のゼミ編成にも生かしています。

また、夏に開催する通信制高校の生徒・保護者を対象とした進学説明会でも、通信制高校出身の在学生が経験を語る場を設けるとともに、臨床心理学科の教員が保護者への助言を行っています。

通信制高校の生徒を対象とした進学説明会(写真:京都文教大学)

「1年生春学期のGPA」を指標とする理由

――中退予防では、具体的にどのような取り組みをしていますか。

過去の退学者を分析すると、入学後の早い段階で学習につまずいて中退に至るケースが8割近くに上りました。そのため、1年生春学期のGPAを指標とし、大学での学習にどれだけ定着できるかを重視しています。

入学前からの接点を通じて配慮を必要とする学生を把握したうえで、授業開始後はLMS(学習管理システム)の出欠情報を確認し、欠席が続けばゼミ担当教員が本人に連絡します。必要に応じて、家庭やアクセシビリティ支援室にもつなぎます。中退予防のミーティングも定期的に行い、学科長や学生支援担当教員、ゼミ担当教員がチームで支える仕組みです。

中退率への効果を確認するにはまだ時間が必要ですが、24年度と25年度を比べると、4学科中3学科で1年生春学期にGPAが2.0未満の学生の割合が減少しました。初期のつまずきを防ぐうえで、一定の効果があったのではないかと見ています。

――初年次教育でも工夫をされているそうですね。

1年生春学期の全学必修科目「大学入門」では、困ったときの相談先を伝えるとともに、高校と大学の学びの違いや、大学での学びと進路のつながりを考え、各自が目標を設定します。「みんなが行くから」ではなく、大学は自分の人生のために学ぶ場所だと捉えてもらうことを重視しています。

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