■カテーテル治療
後者はカテーテルによる血栓回収療法といい、カテーテル(ごく細い管)を血管を詰まらせているところまで挿入し、血栓を吸引したり、絡め取ったりして除去し、血流を回復させる治療法です。日本のガイドラインでは、根元の太い内頸動脈や中大脳動脈の血栓回収は、発症6時間以内の実施が強く勧められています。
また、画像でペナンブラが確認できる場合は、最終健常確認時刻から16時間(一部は24時間)まで実施が検討されます。
いずれにせよ、脳梗塞の治療は時間との勝負。これがまさにTime is Brainたるゆえんです。
FASTを共有することから始めよう
脳梗塞で覚えておいてほしいのは、“予防できる病気”であること、です。先に挙げた危険因子を回避するだけでも、将来の脳梗塞になる確率は大きく違ってきます。
そして、万が一のためにFASTを家族や周りの人と共有しておくことも必要です。
脳梗塞のサインはなかなか自分では気づきにくいもの。実際、周りの人が異変に気づき対応するケースがとても多いのです。伊達さんのニュースを「有名人の病気」で終わらせず、自分事として取り組むきっかけにしてください。


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