1952年(昭和27年)には、パナソニック サイクルテックの前身、ナショナル自転車工業を創業。掲げた命題は、「電気屋らしい自転車を作れ」だった。「自転車」と「電気」。この2つが融合した製品こそ、現在の電動アシスト自転車だろう。幸之助のルーツから約120年。時を経て、「電気屋らしい自転車」が結実した姿を、日々私たちは目にしている。
子どもは減っても、需要は減らない
ここまで「ギュット」シリーズの躍進について紹介してきたが、市場環境は追い風ばかりではない。国内の自転車総需要は、2020年度の約761万台から、2025年度には約472万台(同社推計見通し)へと縮小した。また、電動アシスト自転車は76万〜82万台と、横ばいで推移し続けている。
だが、明るい見通しもある。自転車市場全体に占める「電動化率」は、同期間で11%から17%へと上昇した。また、国内の少子化は進むが、共働き世帯は増え続けているため、保育園・幼稚園への送迎需要は底堅いと言えよう。


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