Yahoo!のAIによる分類では、「競技優先に理解」30%、「詮索姿勢に疑問」29%、「公表判断を支持」22%、「中傷環境に懸念」19%。この4分類、実はすべて婚約した2人に理解を示す側の意見だ。批判する側の意見は、目立った分類として現れていない。
共感数の多いコメントを見ても、傾向は同じだ。
《「ご想像にお任せします」の意味が人によってこんなにも真逆になるのだと感じました。私は、お付き合いしていると理解していました》
《騙すとか、いう表現は不適切では?》
《騙されたってのがよくわからない。いったい騒いでいるあんた方は何様なんだという感じ(苦笑)》
同じ出来事、同じ2人。しかしXでは批判優勢、ヤフコメでは祝福優勢という、正反対の世論が同時に存在している。
同じ事実でも、見る場所によって違う意味を持つ
これは偶然ではない。人は大量の情報の中から、自分にとって重要な情報だけを無意識に選び取っている。心理学でいう「選択的注意」だ(※1、※2)。同じ出来事でも、脳内で自動的に呼び出される"連想の引き出し"は1人ひとり異なる。
そしてこの引き出しの違いは、個人単位だけでなく、プラットフォーム単位でも集団化する。Xは短文・拡散前提の場、ヤフコメは長文でのやり取りが中心の比較的年齢層が高いとされるプラットフォームだ。同じ出来事に対して呼び出される"引き出し"の傾向が、利用者層ごとに偏るのは自然なことといえる。


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