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1兆パラメータのAIを社外に出さず動かせる新型Mac、「最大400万円超」でも企業が買う理由

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アップル M6 M5 Pro Mac mini M5 Max M5 Ultra Mac Studio
アップルは、M6、M5 Proを搭載するMac miniと、M5 Max、M5 Ultraを搭載するMac Studioを発表した(写真:アップル提供)
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Thunderbolt 5でクラスタリングすることで、アップルによると、1兆パラメータのLLMをローカルで動作させることが可能になるという。クラウドAIではAPI費用がかかり過ぎる処理や、外部に情報を出せないAI処理をローカルで行えるようになるなら、512GBのユニファイドメモリを搭載したMac Studioは安価だと思えるような使い道は少なからずあるはずだ。

標準モデルでも1.5倍、メモリやストレージの追加も高価に

夢のような話が続いたが、その先には厳しい現実がある。

Mac miniはUSではM1が699ドル、以降M4世代までが599ドル~だったが、M6になって899ドル~に跳ね上がっている。世界的な半導体価格高騰の影響を受けた大きな値上がりだ。

最新2nmプロセスのM6と、第3世代3nmプロセスで作られるM5 Pro、M5 Max、M5 Ultra。これからのMacを支えるラインナップだ(写真:アップル提供)

日本ではそれに円安が加わって、M1~M4世代が、8万080円~9万4800円が最廉価モデルの価格だったのが、M6では一番安いコンフィグでも14万9800円~になっている。上位モデルがさらに高価なのは言うまでもないが、メモリ、ストレージの価格も高騰しているので、LLMを動かそうとしてメモリを多く積むとさらに高価になる。前述の通りMac Studioの512GBモデルは10月下旬発売だが、現時点の発表から推測するに、全部盛りの構成は400万円を超えそうだ。アップルは「メモリ不足を価格に反映せざると得ない」と言っている。

そして、この価格感は今回発表のMac mini、Mac Studioだけでなく、今後のiPhone、iPad、Macに共通して適用されるものになりそうだ。

Mac miniとMac Studioが著しく高性能になったのは嬉しいが、出費的にはかなり大きな買い物になりそうだ。

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