Thunderbolt 5でクラスタリングすることで、アップルによると、1兆パラメータのLLMをローカルで動作させることが可能になるという。クラウドAIではAPI費用がかかり過ぎる処理や、外部に情報を出せないAI処理をローカルで行えるようになるなら、512GBのユニファイドメモリを搭載したMac Studioは安価だと思えるような使い道は少なからずあるはずだ。
標準モデルでも1.5倍、メモリやストレージの追加も高価に
夢のような話が続いたが、その先には厳しい現実がある。
Mac miniはUSではM1が699ドル、以降M4世代までが599ドル~だったが、M6になって899ドル~に跳ね上がっている。世界的な半導体価格高騰の影響を受けた大きな値上がりだ。
日本ではそれに円安が加わって、M1~M4世代が、8万080円~9万4800円が最廉価モデルの価格だったのが、M6では一番安いコンフィグでも14万9800円~になっている。上位モデルがさらに高価なのは言うまでもないが、メモリ、ストレージの価格も高騰しているので、LLMを動かそうとしてメモリを多く積むとさらに高価になる。前述の通りMac Studioの512GBモデルは10月下旬発売だが、現時点の発表から推測するに、全部盛りの構成は400万円を超えそうだ。アップルは「メモリ不足を価格に反映せざると得ない」と言っている。
そして、この価格感は今回発表のMac mini、Mac Studioだけでなく、今後のiPhone、iPad、Macに共通して適用されるものになりそうだ。
Mac miniとMac Studioが著しく高性能になったのは嬉しいが、出費的にはかなり大きな買い物になりそうだ。


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