卒業生数109名に対して、オファーは615件以上だったといいます(なお、オファーとは合格通知のことで、優秀な生徒ほど複数のオファーを獲得することが多い)。


「Everyone Matters」が意味するもの
ヘンリー校長と金重氏がもう1つ、何度も口にしていた言葉は「Everyone Matters(誰もが大切な存在)」。これはNLCSグループ全体で共有されている教育理念とのこと。
ヘンリー校長はこう話します。
「一人ひとりが自分だけの情熱を見つけ、それぞれ違う進路を応援することが私たちの役目。子どもは、安心できる幸せな環境でこそ最もよく学びます」
学校へ行くことが楽しい、安心して失敗できる、先生との信頼関係がある、自分の意見を言っても否定されない――そんな環境があるからこそ、人は主体的に学ぶようになるというのです。
私はこれまで10年以上、中学受験を取材し、「伴走」という言葉を何度も使ってきました。親がスケジュールを管理し、家庭学習を支え、時には励まし、時には叱りながら受験を乗り越えていく。中学受験は、親子で挑むプロジェクトでもあります。そこには確かに、よいメカニズム、相互作用も発生しています。


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