「Passion(情熱)です」
無論高い学力は必要。しかしそれだけでは世界トップ大学には届かない、とヘンリー校長は言います。
NLCS済州と聞いて、国際教育に興味のある保護者はおそらくピンときたことでしょう。昨年日本で開校したNLCS神戸の姉妹校、それも先輩校に当たる学校です。
イギリスで176年の歴史を持つNorth London Collegiate Schoolは、名門私立校として知られています。その系列校が2025年に神戸で開校したのがNLCS神戸。
小学1年生から中学1年生にあたるGrade 1~7の児童・生徒が学び、今後は毎年1学年ずつ増設。28年には六甲山にシニアスクール(Grade 6~12)の新キャンパスが開校し、ボーディング(寄宿)教育も始まります(詳しくはこちらの記事)。
そんな神戸校のベンチマークとなるのが済州校というわけです。同校は、世界中の教育関係者が視察に訪れる学校として知られています。アイビーリーグ、スタンフォード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学など、世界最高峰の大学へ毎年多くの卒業生を送り出しています。
ヘンリー校長に、ハーバードやオックスブリッジに進学する生徒はどのような勉強をしているのかと尋ねてみました。
「本当に優秀な生徒は、自分が好きな分野を見つけ、そのテーマを学校で教わる以上に深く探究しています。彼らは、必ずしも学校で一番成績がいい生徒ではありません。大学が見ているのは、その情熱なのです」
「高得点取ればOK」な日本の受験は過渡期
日本の受験文化に慣れていると、この一言が刺さります。私たちは「世界トップ大学に進学するような優秀な子」と聞けば、全教科で高得点を取り、試験で上位に並び、苦手科目がなく、学校生活も全方位に頑張る子どもを思い浮かべます。
もちろん、日本の受験教育が育ててきた基礎学力や粘り強さは、世界でも高く評価されています。


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