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万年筆超え「1本・約6万円」の"超高級ボールペン"がヒット!そりゃ高いわと納得…ゼブラが詰め込んだ「異様なこだわり」

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ボールペン「クリスタル」
ゼブラの伝統・インクの残量が見える「みえるみえるデザイン」(写真:ゼブラホールディングス)
  • 鬼頭 勇大 フリーライター・編集者・フードコート愛好家
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売り方では、アフターサービスとして「10年保証」に加えて、替芯の無償提供サービスを付帯。ゼブラで新たな技術が生まれるたびにTHE ZEBRA用の中芯も開発し、ユーザーに届けるという何とも太っ腹なサービスだ。さらに日本らしさという点から桐箱に入れて販売している。

桐箱のパッケージが特別感をかき立てる(写真:筆者撮影)

「5万円のボールペンには見えない」という声もあったが……

ゼブラとして初となる価格帯だけでなく、高級ボールペンの相場を上回るHAMONだが、発表後の反響はどうだったのか。

当初は、コンセプトに「脇役」という言葉があったように華美な装飾や派手さを排するなど、商品自体の見た目の主張が強くなかったことから「5万円のボールペンには見えない」といった厳しい声もあったというが……。

「もともと販売店の皆さんからは『もっと高い商品を出してほしい』という声をいただいており、その分展示などで非常に協力いただきました。結果、発売日に完売という店もいくつかありました。長くこの会社にいますが、発売日に売り切れるというのは初めて見ましたね。その後、都内で品切れになる店も出てきて、手応えを感じています」

販売数は非公表だが、ここまでの売れ行きは、目標値の160%と絶好調だ。ターゲットとしていた40~50代に加えて30代の購入も多い。

気になるのが、今後の展開だ。というのも、HAMONはあくまでゼブラが立ち上げた最高級ボールペンブランド「THE ZEBRA」の第1弾に過ぎない。

「もちろん、HAMONに続いて新たな商品を出していく予定はあります。一方で、日本の最高級品を作りたいと大きな野望を語っているので、簡単に出せないのも事実です。定期的に商品を出すといった形ではなく、しっかりと納得できるものができればお披露目していくような考えを持っています。ぜひ、今後も期待いただければ」

ゼブラの企業ロゴのシマウマは、後ろを向いている。これには温故知新の意味が込められているという。ゼブラの偉大な過去から生まれた商品が生み出した波紋は、文具業界にどのように広がっていくのだろうか。

(本記事は前編の続きです)

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