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キャリア・教育

「推薦入試が増えているから日本人の学力は落ちる」は本当? 東大の試験まで変えつつある「頭のよさ」の新しい背景

9分で読める
タブレットで勉強する高校生
これからの社会で必要とされる「頭のよさ」とは?(写真:zak/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

INDEX

今、大学受験ではペーパーテスト以外の要素も重視する「推薦入試」の方法が増えている。しかし「推薦入試が増えたら、学力が落ちるのではないか」――そう懸念する声は強い。書籍『地頭力の正体』を7月に上梓し「本当の頭のよさ」を説く著者・西岡壱誠氏が、東大の入試改革を切り口に、時代とともに変わる「頭の良さ」を解説する。

東大が「ペーパーテストだけ」ではなくなった

『地頭力の正体』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

大学入試が今、大きく変わっています。

文部科学省のデータによると、2025年度の大学入学者のうち、総合型選抜での入学は19.5%、学校推薦型選抜は34.1%。合わせると、実に半数を超えます。

いまや大学入試は、「一般入試を受けるのが普通で、一部の人だけが推薦を使う」という時代ではありません。

その象徴の一つが、東京大学です。

東大は長らく、難しいペーパーテストを突破して入る大学の代表格でした。しかし2016年度入試から学校推薦型選抜を導入。あの東大ですら、試験当日の点数だけではなく、高校時代に何を学び、何に関心を持ち、どんな能力を持っているのかを含めて学生を見るようになったのです。

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