「逆に動画はそれが難しいなと思うので、今はあまり見せていません。まあ、それも時間の問題だとは思いますが……。あと、デジタルに触れたらそれと同じくらい、アナログに触れる時間も必要だと思っています」
コース外を行く息子を温かく見守る母
これからの生活については、どのようなイメージを持っているのだろうか。
「私自身は、これからも制作の仕事を続けていけたらいいなと思っています。息子には、自分の好きなことを見つけていってくれたら嬉しいです。目下の課題としては、小学校が学区内に2つあり、どちらが息子に合いそうか迷っています。近い方がいいか、それとも選択肢を広げられそうな方がいいのか……」
淳子さんはインタビュー中に「息子には『ここだけが世界ではない、世界はもっと広い』ということを伝えたい」と何度も口にしていた。いつも温かく息子を見守り、時にはそっと背中を押す。それが淳子さんの教育方針だ。
息子とふたりでマリオカートをするとき、息子はコース外を自由に走ろうとすることがあるという。「こっちに隠れた道がある気がするから、行ってみたいんだ」と。もちろんレースは続いているので、順位は最下位。順位を競うゲームだという固定観念が、息子の自由な感性で鮮やかに覆されることがとても新鮮だ。淳子さんはそれを制止することなく「面白そうだね! 行こう!」と、一緒にコース外へ繰り出した。
後編では、淳子さんがかつて子宮摘出を医師から勧められたときのエピソードや、3年前に乳がんが発覚したときのことなどについて紹介する。
(後編へ続きます)
続きはこちら→後編:44歳で「子宮全摘」を告げられたが…45歳で"奇跡の初出産"、乳がんも患った 11歳年上夫と育児に奔走する「51歳妻」の現在


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