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読書感想文にAIはズルい? 子の「学び」を引き出す親、「単なる作業」にさせる親の違い《提出直前でも間に合うサポート》

6分で読める
本と記入済の原稿用紙
夏休みの宿題で苦労しがちな「読書感想文」にAIを使うのはズルいのだろうか?(画像:あいみ / PIXTA)
  • 樋口 万太郎 中部大学 現代教育学部 現代教育学科 准教授
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「読書感想文は、単なる『読書習慣の定着』や『文章練習』のための作業ではありません。その最大の意義は、本という他者の視点を鏡にして自分の内面と深く対話し、そこで生まれた『思考や感覚の変容』を、他者にも伝わる言葉へ再構築することにあります」

AIと対話して考えを深める3ステップ

つまり、あらすじを書いておけばいいという話ではないということです。さらに、AIと壁打ちをするなかで、「思考や感覚の変容」を他者にも伝わる言葉へ再構築するプロセスを、次の3つにまとめました。

1)本と出会う(他者の視点)
自分とは異なる視点や世界観に触れる。
2)自分と対話する(内省)
心が動いた理由を、自分の体験や価値観と重ねて見つめ直す。
3)変容を再構築する(発信)
本を読む前後で自分がどう変わったのかを、他者に伝わる形へ言葉に編み直す。

こう整理してみると、「文を書かせるかどうか」で賛成反対を論じるのではなく、このプロセスのどこでAIを使うのかを考えたほうが建設的ではないでしょうか。

例えば、2)の内省の場面で、AIを対話相手として使ったとします。

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