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ライフ #自動車最前線

同型のパワートレインを搭載、大柄になったA5との差別化は…アウディ新型「A6」が単なるサイズ違いではない明確な理由

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2026年6月25日に発売されたアウディの新型「A6」(写真:アウディ ジャパン)
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新型A6は、150kW(204PS)を発揮する2.0ℓ TDI quattroと、200kW(272PS)を発揮する2.0ℓ TFSI quattroの2種類のパワートレーンを用意(写真:アウディ ジャパン)

得意なのは低速域だけではない。中速域から120km/h程度までの高速域でもスペック以上の走りを見せる。最大トルク400N・mは1750~3250回転の間で、最高出力204PSは3800~4200回転の間でそれぞれ生み出している。いわゆる性能曲線的には台形カーブに近く、ゆえにどの回転域からでも力強い。

なお、同じ型式のディーゼルエンジンが車両重量にして約100kg軽い弟分にあたる「A5」にも搭載されており、カタログスペックはA6と同一。しかし、欧州各モデルがそうであるように同一型式エンジンであっても上位モデルの走行性能が上になるよう、例えばターボチャージャーの過給圧コントロールが変更されている。よって車両重量のかさむA6のほうが全域で力強さを感じる。

プレミアムアッパーミディアムセグメントとしての上質感

新型A6のボディサイズは、全長5000mm✕全幅1875mm✕全高1465mmで、ホイールベースは2925mm(写真:アウディ ジャパン)

得られる走行性能はとても上質。よほどアクセルペダルを深く踏み込まない限り、タコメーターの針が真上にくる3000回転あたりを上限に継ぎ目を感じさせない変速を続け、速度を伸ばす。高速道路の本線合流では気づけば巡航速度に近づいていたことが度々あった。遮音性の高いアコースティックガラスを前面/前左右/後左右の5面に採用したことも静粛性を大きく高めている。

この上質で静かな走行感覚は、先日試乗したBEV(電気自動車)である「A6 e-tron」でも抱いていた。スペック的にはA6 e-tronに及ばないものの、今回試乗したA6 TDIの体感加速はまさしく全域トルクフルな印象で2030kg(装備の関係で+α)の車両重量をストレスなく走らせた。「その感覚はまるでBEV」といったら大げさだが、どの速度域やギヤ段であっても右足の動きどおりに車体が遅れなく反応する。

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