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トランプ大統領が一族の「暗号資産ビジネス」で年間収入2300億円…外交政策と私的なビジネスの線引きを曖昧に

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(写真:Eric Lee/The New York Times)

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大統領ドナルド・トランプが大統領復帰後1年目に、一族の暗号資産ビジネスからの約14億ドル(約2300億円)を含む巨額の収入を得ていたことが、新たな開示資料で明らかになった。

全体として得た収入は少なくとも22億ドルに上り、そこには不動産関連など、ほかのビジネスも含まれる。大統領に復帰する前の2024年にトランプの事業が上げた収入は少なくとも6億2200万ドルで、そこから大幅に増えた形となる。

暗号資産を“詐欺の温床”と呼んだ男の寝返り

25年の最大級の収入の1つは、アラブ首長国連邦(UAE)に関連した投資会社が、トランプ家の主要な暗号資産企業ワールド・リバティー・フィナンシャルの持ち分の半分近くを買い取ったときにもたらされた。外交政策と私的なビジネスの線引きを曖昧にする取引だ。

トランプはまた、自身のミームコイン「$TRUMP」(トランプコイン)の販売や、ワールド・リバティーによる独自デジタルトークンの販売から数億ドルを得た。

6月30日に公表された昨年分の資産報告書に記されたこれらの内容により、大統領の事業運営の内情を覆い隠してきたベールが外された。報告書によると、暗号資産事業は今ではトランプにとって最もおいしいビジネスの1つとなっている。トランプが以前は暗号資産を麻薬取引や詐欺の温床だと批判していたことからすると、著しい寝返りだ。

「利益相反」が浮き彫りに

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