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容姿を褒めるのはNG? 部下や子供に「かわいいね」、悪気ないその一言が"正解の押し付け"になる瞬間

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漫画:ツルリンゴスター
その「かわいいね」、本当に喜ばれている?(漫画:ツルリンゴスター)
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あなたの推しがあなたにとって最高なように、ほかの人にも「最高」がいる。その「最高」は、人それぞれちがっていい。それって、じつは推し活の場だけではなく、私たちの日常においてもまったく同じことなはず。「自分の好き」も「相手の好き」も大切にできたなら、それぞれの異なる好みを認め合える空間になっていく。その心地よい世界が、推しの現場だけではなく、私たちの日常の中で作られていくことを祈っている。

表舞台の人になら、何を言ってもいい?

もう一つここで触れておきたい問題がある。それが「表舞台に立っている人には、見た目についてなんでも言及していいの?」ってこと。SNSのコメント欄、お手紙や握手会などの場で推しに何かを伝えることができる時代だからこそ考えたい。

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まず大前提として、当たり前だけど「髪切って変になった」「きもい」みたいなのは、誰だって良い気持ちにはならない。表舞台に立っているからって傷つかないわけではないし、私たちと同じ人間であることには変わりない。その芸能人を推してるか推してないかは関係なく、言葉は相手に届くし、ほかの人も見たり聞いたりできてしまうことは忘れないようにしたい。

とはいえ、容姿もふくめて「売り物」にしている側からしたら、「かわいい」「かっこいい」と言ってもらえることがうれしい人もいるし、直接感想を伝えることで、ファンに何がウケているかわかる。私も推しが自撮りを共有したら、興奮で高鳴る鼓動をいったん落ち着かせたあとに褒め称えているので、「自分の心の中でだけ思っとけ!」って言うつもりもない。基本的にはファンから「ビジュいい!」と言われるのはうれしいはず、という前提で業界は動いているし、推しには詳細をたしかめようがない。

ただ、本人の発信の中で、「ダイエット中でね」「舞台に向けて身体作り中なんだ」みたいな文脈がない中で、「痩せた」「太った」「顔小さくなった⁉」などの言葉をほいほい浴びせるのは、顔出ししてる人だからとか関係なくいったん立ち止まって考えたい。

「推し」「芸能人」といっても、それぞれがどういったジャンルで活動してる人なのかによって、うれしい言葉も傷つく言葉も変わってくるだろう。うれしい言葉は、ファンならきっといちばんにわかるはず! そして、傷つく言葉は想像力をすこし働かせたら止められるはず。私たちの人生を潤わせてくれる推しをふくむ芸能界、いっしょに健やかに盛り上げていけたらいいよね!
 

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