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大谷翔平の第2子ニュースに「年子バッシング」が起きたワケ、サッカーW杯選手や羽生結弦にも通じる"神格化"の危うさ

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大谷夫妻
2024-25シーズンのNBAで、大谷夫妻は仲睦まじくレイカーズ戦を観戦していた(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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加えて、大谷選手関連で大きな論争になったものに「豪邸」がある。2024年5月、ロサンゼルスの高級住宅地にある、日本円で12億円(当時)の物件を購入したと話題に。しかし、日本の一部テレビ局などが現地取材を行ったことにより、「場所が特定される」「危険にさらすつもりなのか」などのメディア批判につながった。

筆者は当時、東洋経済オンラインのコラム(大谷翔平の新居「晒すメディア」なぜ叩かれるのか スターや芸能人の個人情報への向き合い方の変遷)で、まさに羽生さんの件をからめつつ、「プライバシー暴露報道への嫌悪感」について触れていた。

「神格化」に頼ったイメージほど、もろい

国民の興味が強いものは、メディアが取り上げ、拡散され、それが何度も繰り返されて機運が高まっていく。こうした生態系がある限り、プライバシー保護には限界がある。

そして、ここには発信する側への教訓も潜んでいる。憧れの存在が「人間味」を帯びるほど反動が大きくなる――これは、企業の公式アカウントやタレント、個人のセルフブランディングにも通じる構造だ。完璧さや「神格化」に頼って積み上げたイメージほど、ひとたび人間らしさが透けたときに崩れやすい。むしろ、ファンが成長に介入して「育てる」関係性を築けたアイドルたちのほうが、炎上への耐性は高かった。

大谷選手や羽生さんほどのスケールでは、神格化を完全に避けることは難しいだろう。だからこそ受け手の側にも、「どれだけの“超人”であっても、しょせんは“人”だ」と割り切る目が要る。憧れの存在が人間味を帯びる前に――そう構えておくことが、過熱を防ぐ唯一の手立てなのかもしれない。

いかに超人的なアスリートであっても、一人の人間なのだ(写真:AP/アフロ)

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