東洋経済オンラインとは
ライフ #再開発されない街

「江戸時代は家光が鷹狩りをした」「今は博物館が3つも存在」…東京メトロで最も無名?北区「西ケ原」が再開発されない背景

7分で読める
西ケ原
東京都北区の西ケ原が再開発されない理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
2/6 PAGES
旧古河庭園の入り口(写真:筆者撮影)

いずれも歴史ある文化資源であることから、「北区マスタープラン」において、「飛鳥山公園や旧古河庭園などの文化資源と調和したまちづくりを進めることで、文化・自然を感じられるゆとりある市街地の形成を図る」と定められている。

飛鳥山公園と旧古河庭園の存在が、西ケ原を開発の波から守っているのだ。

公共施設の集積

西ケ原が再開発されない理由の2つ目は、公共施設の集積にある。

前編で伝えたように、西ケ原には滝野川警察署、滝野川消防署、滝野川会館などの公共施設が建ち並んでいる。なぜかというと、西ケ原はかつての滝野川区における行政の中心地であったからだ。

現在の北区は、1947(昭和22)年に王子区と滝野川区が合併して誕生した。滝野川区は1932(昭和7)年に滝野川町から成立しており、1927(昭和2)年には西ケ原に滝野川警察署が建てられている。

現在の滝野川警察署(写真:筆者撮影)

滝野川区時代、西ケ原には滝野川区役所が存在し、北区が成立したあとも滝野川支所として使われていた。現在は滝野川会館に建て替えられている。

滝野川会館にはホールや図書館がある(写真:筆者撮影)
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数