3位は神奈川県横須賀市の京急本線・京急田浦駅で、家賃相場は5万1500円。1位・安針塚駅から上り方面に1駅目に位置している。特急への乗り換え駅となる追浜駅までは1駅、横浜駅までは計約25分でアクセス可能だ。
駅を出ると目の前に国道16号が通っており、その大通り周辺にコンビニやスーパー、飲食店が集まっている。日常の買い物は近所でこと足りそうだが、たまには追浜駅まで足を延ばして駅前のショッピングモールや飲食店を利用するのもいいだろう。また、JR横須賀線の沿線に「田浦駅」があるものの、駅名は似ていても京急田浦駅とは歩いて20分以上離れているため、間違えないように気をつけたい。
ショッピング環境充実、横浜駅までたった4分etc. 上位駅の特徴は多彩
ここまで見てきたトップ3をはじめ、上位5位までは神奈川県横須賀市の駅が占めている。一方で6位以降は神奈川県横浜市の駅がほとんど。そのうち家賃相場が最も安かったのは6位の金沢シーサイドライン・鳥浜駅で、家賃相場は5万7000円だ。横浜市金沢区にある同駅から新杉田駅に出て、JR京浜東北・根岸線に乗り換えると横浜駅までは計約27分でたどり着く。
鳥浜駅は、金沢区の臨海部の埋め立て地につくられた住宅地・金沢シーサイドタウンの玄関口。駅の徒歩15分圏内にはスーパーやコンビニはもちろん、家電量販店やアウトレットモール、さらに食の専門店街とショッピングモールがある「横浜南部市場」までそろっている。
トップ19(20駅)のうち、横須賀市でも横浜市でもない駅も1駅だけランクインした。家賃相場5万9000円で8位となった、神奈川県川崎市川崎区のJR鶴見線・武蔵白石駅だ。6駅先の鶴見駅からJR京浜東北・根岸線に乗り換えると、計約23分で横浜駅に到着する。横浜駅の南側にあたる横須賀市や横浜市の駅とは違い、武蔵白石駅は横浜駅よりも北側の東京方面に近い立地。そのため都内の主要駅の一つといえる大井町駅まで乗り換え1回・約29分、品川駅までは乗り換え2回・約30分で行ける点も魅力だろう。
8位・武蔵白石駅の駅名は国内初の民営製鉄会社、日本鋼管(現・JFEスチール)や鶴見臨港鉄道(現・JR鶴見線)の設立にかかわった白石元治郎氏に由来するものだそうで、現在も駅前にはJFEグループである日本鋳造の本社がある。駅南側の臨海部は工業地帯で、住宅は主に駅から北へ10分ほど歩いた産業道路(県道6号・東京大師横浜線)を越えた先にある。産業道路を境にして雰囲気は一変し、こちら側は暮らしやすそうな住宅街。コンビニやスーパー、ドラッグストアに、昔ながらの銭湯などのほか、とんかつやつけ麺、そばなどの気軽に利用しやすい飲食店があるのもうれしい。
今回は「横浜駅まで30分圏内」に絞って調査したが、トップ19のうち横浜駅までの所要時間が最短だった駅もピックアップしたい。それは家賃相場6万1000円で16位にランクインした、相鉄本線・星川駅だ。神奈川県横浜市保土ケ谷区に位置する駅から横浜駅までは、相鉄本線の快速に乗ればわずか1駅・約4分。各駅停車でも4駅・約7分で行くことができる。

