カメラに写った自分の映像は、ドラッグで移動させることが可能。ピンチイン、ピンチアウトでサイズを調整することもできる。あまりに大きすぎると、肝心の画面をふさいでしまうので、うまくサイズを変更するようにしたい。
撮影中に自分の映像を消したいというときには、時計の横の録画中のマークをタップし、歯車ボタンを押すと、カメラをオン・オフするボタンが現れる。画面をしっかり見せたいときには映像を消し、そうでないときには出すといった形で使い分けるといいだろう。
プライバシーやセキュリティ設定も進化
プライバシーやセキュリティに関する機能も強化されている。まず、位置情報はアプリ内でボタンを押したときに1回だけ、許可を出すような設定が加わった。アプリ全体に対して常時許可を出す必要がなく、特定の機能を使うときだけ位置情報が読み取られるようになるので、安心感が高まるはずだ。電話帳へのアクセスも、全体だけでなく、特定の人だけを許可することが可能になった。
こうしたプライバシーの設定の細分化に加え、セキュリティ機能も強化されている。特に重要なのが、紛失、盗難時に使う「Find Hub」のアップデートだ。元々、Find Hubを使うと、遠隔で端末にパスコードやPINなどのロックをかけることができたが、簡易的なものだと破られてしまうリスクが高くなる。
これに対し、Android 17では、顔認証や指紋認証などの生体認証が必須化される。数字や文字、パターンを知っているだけでは、ロックが解除できなくなるというわけだ。紛失時や盗難時の安全性が、より一段と高まることになる。
Find Hubは、PCや別のスマホ、タブレットからアクセスする。PCであれば、「https://www.google.com/android/find/」に飛び、Androidスマホに入れているのと同じアカウントでログインする。この際に、Android 17がインストールされていると、「紛失としてマーク」をクリックした際に、「指紋認証や顔認証などの2段階認証プロセスでデバイスがロックされます」と表示される。
このように、複数の新機能が加わるAndroid 17だが、現時点でのそれはあくまでベースでしかない。Gemini Intelligenceによる、AIエージェント的な機能こそが本命と言えるだろう。このGemini Intelligenceは、夏以降に登場することが明言されている。ユーザーが欲しいウィジェットを自然言語で作る機能も、ここに含まれる。
ただし、Gemini Intelligenceは、最新のオンデバイスAIモデル「Gemini Nano v3」への対応が必要。現時点では、Galaxy S26シリーズやPixel 10シリーズなど、利用できる機種が一部にとどまる。こうした機能をいち早く使ってみたい人は、最新のハイエンドモデルへの乗り換えも検討する必要がありそうだ。

