ところで、送られてきたイベントの写真を見て、「自分があんまり写っていない」ということ、ありますよね。
これも、“シニアあるある”なのですが、なんと、「スマホにこんなに写真があったら、ほかの写真が入らなくなりそう。このアルバム、消しちゃおう」と……。
これは、絶対にダメです!
LINEのアルバムの写真「2つの大きな勘違い」
ここには、2つの大きな勘違いがあります。
LINEのアルバムの写真は、スマホ本体に保存されているわけではないので、「スマホがいっぱいになる」という心配はご無用です。
アルバムはグループ全体で見ているもの。勝手に消してしまうと、グループのほかの人が見られなくなってしまいます。
グループのアルバムを消してしまうと、「誰が削除したか」が画面に表示されてしまいます。実は、私の母も勘違いでアルバムを消してしまい、後で真っ青になった一人です。
親世代のLINEのちょっと困った使い方は、ただ「使い方を知らなかっただけ」。その奥にあるのは、「せっかくだから知らせたい」という思いであったり、「今聞くと悪いかな……」と、忙しい子ども世代への気遣いであったり。
ですからぜひ、否定するのではなく、「こんな使い方もあるよ」と提案してみてください。考えてみれば、ちょっと困った使い方ができるうちは「親もまだ若い」ということです。
何もやらなければ、ミスは生まれません。
挑戦しようとしているからこそ、つまずく。これは、仕事でも同じはずです。
そして「親が質問してくれるうち」が、一番若いときでもあることを覚えておいてください。親からの質問は、忙しい毎日のなかでつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、親が使えるように今からサポートしておくことは、「将来の自分自身への投資」でもあります。
気軽に連絡が取れる、近況を知らせる写真が届く、無事がわかる──その安心は、お金では買えません。
私が講座でよくお話しするのは、「親世代がスマホやLINEを使えると、みんなが幸せになる」ということ。普段のやりとりから、災害時の安否確認まで、LINEを使えば誰も孤立しません。一人じゃないと思えることが、人を若々しく、前向きにしてくれるのだと、私は思っています。


