自分自身を一番の読者にしてあげること。
それが、言語化の第一歩です。
誰かに届けるのは、自分の言葉で自分を満たしてからで十分。
まずは自分のために書きましょう。
あなたがあなた自身の良き理解者になるために、言葉を使うのです。
よそ行きの言葉は刺さらない、弱さをさらけ出す勇気を
きれいに整った「よそ行きの言葉」は、誰の心にも刺さりません。
「ちゃんとした文章を書かなきゃ」
そう思うあまり、言葉を整えることにばかり時間をかけていませんか。
実は、発信において、文章の上手さはそれほど重要ではありません。
想像してみてください。友人とカフェで話しているとき、相手がアナウンサーのような完璧な敬語で、ニュース原稿のような話を始めたらどう思うでしょうか?
距離感を感じて、心のシャッターを下ろしてしまうかもしれません。
読者が求めているのは、人間らしさのある「生きた言葉」なのです。
ある日、徹夜明けでフラフラだった私は、整える気力もないまま、ただの愚痴のような記事を投稿してしまいました。
「最近、書くことに疲れている」「自分の文章がつまらないと感じる」
完全に弱音だけの、整っていない記事でした。
その記事が、その月で一番反応をもらったのです。何人もの読者が「私もそんなときあります」「救われました」とコメントをくれました。

