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キャリア・教育

誰が言い始めたかわからず、内容の真偽が不明瞭でも…なぜか《陰口やうわさ話》が絶えない職場の「致命的な構造」

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「陰口」「うわさ話」が社内に広まる過程と、その対処法を解説します(写真:やまたつ/PIXTA)
  • 武田 英彦 ピースマインド EAPコンサルタント 公認心理師・臨床心理士 キャリアコンサルタント
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①ヒアリング:相談者は、怒りや不安などの感情で心理的に不安定な状態にある可能性があります。そのため、心情に十分配慮し、感情を逆なでするような発言をしないよう注意が必要です。

ただし、中立的な立場を維持した姿勢で事実関係を整理することが重要です。陰口やうわさ話の対象者を糾弾する発言は、相談者の被害感情を過度に刺激する恐れがあります。その結果、相談者が性急な行動を起こし、事態が悪化してしまうケースもあります。そのため、ヒアリングは適切な距離感を保つことにも留意する必要があります。

②報告:ヒアリング終了時には、正式な調査を希望するかどうかについて最終的な意思確認を行います。事案として対応する場合には、ヒアリング内容に齟齬がないかを確認したうえで今後の調査の流れを説明し、報告書を提出します。

調査に至らない場合であっても、後日改めて正式調査を申し出ることが可能である点や、日々の言動を記録しておく重要性を伝えて相談を終了します。

うわさの内容を「鵜呑み」にしてはいけない

(2)調査対応を行う際の注意点

特に重要なのは、事実確認を丁寧に行うことです。陰口やうわさ話の内容を鵜呑みにするのではなく、関係者へのヒアリングや状況把握を通じて客観的な情報を収集する必要があります。

まずは、対応の要否を判断します。以下のどれかに当てはまる可能性があれば、早急な対応が求められます。

• 社員の権利侵害や法令違反
• 当事者への重大な心理的影響
• 職場秩序への影響
• 情報の拡散による悪影響

情報収集のアプローチは、最初に相談・報告をしてきた人、次に対象とされた本人、そしてその後に必要最小限の周辺関係者から聞き取りを行います(図表1)。

(出所:『企業実務4月号』より)

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

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