その後再び大鰐線で大鰐駅まで行き、駅からすぐの立ち寄り湯で大鰐温泉を楽しむ。時間がなければ駅前に足湯もある。
ところで今回、取材でタクシーを使う機会があった。「弘南鉄道沿線で鉄道走行写真を撮りたいのですが…」とダメ元で運転手さんに相談してみたら、なんと「まかせてください!」と即座に助手席にあった時刻表を取り出し、一目散に車を走らせた。
なんと撮り鉄の方だった。おかげで何カ所かで列車の写真を撮ることができた。
ちなみに私はこの現象を『鉄は鉄を呼ぶ』と呼んでいる。私の行く旅先では、なぜかこういう奇跡がよく起こる。
本日の宿は中央弘前駅から徒歩3分ほどにあるGOOD OLD HOTEL(グッドオールドホテル)。昭和に栄えたスナックが入った集合ビルを、外装や看板そのままにリノベーションしたホテルで、一度泊まってみたいと思っていた。
弘南鉄道とのコラボルーム
部屋の入口には当時の「愛人」「ニューうさぎ」などの看板があり、部屋名となっている。部屋の中にも照明や印象的な壁の一部などが残されている。今回は、その中にひとつだけある弘南鉄道とのコラボルームに泊まってみた。
「鉄子」とある看板のドアを開けてみると、鉄道部品の数々が目に飛び込んできた。想像していた以上に鉄道ルームである。ベッドボードの壁側一面には、弘南鉄道の顔がある。マークの入ったベッドリネンはオリジナルで作ったそうだ。
入口横の机にはびっしりと鉄道部品が置かれ、引き出しの中も目一杯、鉄道グッズが詰め込まれていた。部屋の一角には列車のシートとつり革があり、楽しくてしばらくここで写真撮影をして遊んだ。
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