弘南鉄道に乗車したのは今まで2回ほど。1回は大鰐線で大鰐温泉に入りに行き、もう1回は弘南線の田んぼアート駅へ田んぼアートを見に行った。
今回はピンポイントの訪問ではなく、弘南鉄道を全線乗り通しつつしっかり沿線巡りをしようと思う。弘南鉄道を楽しみ尽くしたい。
まずはJR弘前駅から中央弘前駅へ移動。初めて来た時は、この2駅が離れていて道に迷ったものだった。両者の距離は歩くと20分ほどかかり、バスだと10分ほどだ。
「廃止」ではなく、「休止」
中央弘前駅の駅前には、休止までのカウントダウンのパネルが設置されていた。まだ2年もあるのにえらく早い。聞くところによると「あまり暗いイメージにならないよう演出している」とのこと。「廃止」ではなく、あくまでも「休止」である。
大鰐線のホームで列車を待っていたら、やって来たのは「りんごねぷた列車」。車内にはりんごの「津軽ねぷた」がたくさん飾られ、時期によって夜に光る。このような装飾列車が普通列車として走っているのがとても楽しい。
さらに1車両に1つある「ハートの吊り革」を見つけると恋がかなうと言われている。興味ない、と言いたいところだが、しっかり見つけに行った。
ちなみに弘南鉄道を走っている車両は、元東急で使われていた車両たちだ。車内にも「東急」の銘板が掲示されている。吊り革には「東急百貨店」などの広告も残る。
田んぼとりんご畑が広がる沿線を眺めながら、石川駅に到着。こちらは「死にます看板」という物騒な看板が有名だ。ストレートな物言いがむしろ刺さる。ここから歩いて10分ほどにあるマルヨ食堂でラーメンを食べた。弘前はラーメンも有名で、こちらは懐かしさを感じる醤油味のラーメンだった。
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