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ライフ #国際結婚、そのあとで

26歳で初対面の男と挙式し…勘当されても"国際結婚"した《82歳女性》の"激動の50年" 離婚も考えた夫を看取った理由は

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山内政子さん
スペイン人の夫と結婚した山内政子さん(82歳)に話を聞いた(写真:筆者撮影)
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異国での暮らしに「苦しんだ記憶はない」と政子さんは言う。

「文化が違っても、自分の中に自分の世界を持っていれば、どこにいても生きていける。国際結婚といっても、私にとって男の人はみんな外国人みたいなものだったから。たまたま夫がスペイン人だっただけ」

そう笑う。だが、当時よく見ていたという夢の話になると、その奥にあった本当の感情が、少しだけ見えてくる。

「荷物を持って、汽車に乗る夢をよく見ていた。誰も乗ってこないの。そしたら車掌さんが現れて、『すみません、この汽車、タイヤがないんですよ』って」

「今思えば、逃げ出したかったのかもしれないわね」とまるで他人事のように、政子さんはいう。

右から夫、政子さん、義母。義母とは仲がよく、13年介護をして看取った(写真:山内政子さん提供)

長女の誕生で父との関係に変化が

スペインに渡った翌年の1972年、長女が生まれた。あれだけ反対していた父も、初孫の誕生で態度を一変させた。勘当が解かれたのは、結婚から2年後だった。

それでも、政子さんの中には、長いあいだ「いつか日本へ帰るかもしれない」という感覚が残っていた。

次女を抱っこする政子さんと義両親(写真:山内政子さん提供)

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【「ママのおうちはここだよ」】

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