要因は、おそらく、シート形状がスリムで足を下ろしやすいことだろう。また、比較的ソフトな設定のリアサスペンションが、またがった際、適度に沈み込むことも関係していそうだ。なお、出展車は、シート高も未公表だが、欧州仕様の場合で795mm。このジャンルのバイクとしては、低めの設定となっている。
ライディングポジションは、上体が起き上がったアップライトな感じ。長距離走行はもちろん、市街地の渋滞路などでも、疲れにくいことが予想できる。さらに、燃料タンクの形状がとてもスリムなため、ニーグリップもやりやすい。両ひざで燃料タンクをホールドしやすいため、細い路地やUターンなどの低速走行時に車体をコントロールしやすい車体だといえる。
現状で日本導入は未定
スズキのアナウンスによれば、SV-7GXは「26年より北米・欧州を中心に各国で順次販売を開始する」という。ただし、日本導入については、まだ明らかにしていない。
だが、今回、国内のモーターサイクルショーでお披露目し、来場者が実車に触れるだけでなく、またがることもできたことを考えると、日本での販売もかなり前向きなことが予想できる。欧州では26年後半の発売予定ということなので、日本デビューは27年春頃だろうか。
ちなみに、もしSV-7GXが国内販売される場合、どれくらいの価格になるのかも注目だ。ベースとなったSV650は、税込み83万6000円という比較的リーズナブルな価格も魅力だった。スズキ車は「安くて高機能」なことも伝統のひとつ。SV-7GXには、そうした「美点」も継承してくれることを願いたい。
