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伝統の650cc・Vツインエンジン復活…冒険心を掻き立てるスズキの新型クロスオーバーバイク「SV-7GX」日本導入の可能性

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スズキの新型クロスオーバーバイク「SV-7GX」 (写真:筆者撮影)
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SV-7GXの外観。車体色は、ブルーとブラックのほか、グレージュの3色を用意する(写真:筆者撮影)

一方、各タイプは、想定する主な走りのシーンに応じたキャラクターわけもなされている。たとえば、スポーツツアラーは、前後17インチのタイヤなど、スポーツバイクの要素を大きく採り入れ、オンロードでの走りを重視していることが特徴だ。

対して、アドベンチャーバイクは、もともと、アフリカの砂漠を走破する世界一過酷なレース「ダカールラリー」などに参戦したラリーマシンが元祖。その技術やテイストを投入した市販車で、オンロードだけでなく、オフロードでの走破性も考慮していることが特徴となる。とくに、タイヤは、フロント21インチ、リア18インチなど、前輪をより大径化。悪路にある大きなギャップや凹凸を乗り越えやすくする設定となっている。

そして、クロスオーバーモデルは、それらの中間的な存在で、スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させた性格を持つ。アドベンチャーバイクと同様に、舗装路と悪路の両方で高い走破性を実現するが、たとえばタイヤはスポーツツアラーなどと同じ前後17インチを採用する例が多い。アドベンチャーバイクと比べ、よりオンロードでの快適性や軽快性を考慮している点に違いがある。

クロスオーバーバイクとなる新型SV-7GXの特徴

SV-7GXとともに展示されていたGSX-S1000GX(写真:筆者撮影)

SV-7GXは、そんなクロスオーバーの要素を採り入れたミドルクラスの新型バイクだ。欧州では、25年秋に発表されたが、日本では今回が初披露。まだ、国内販売の正式案内はなく、参考出品車両として展示された。

全体的なスタイルは、24年に国内導入された1000ccの兄貴分GSX-S1000GXとのリレーションを図っていることが特徴だ。大型のハーフカウルに3段階調整可能なスクリーン、ナックルカバー、リヤキャリアなどを標準装備。エンジンなどのベースにネイキッドのスポーツモデルを使っているとは思えないほど、ツーリング向けのスタイルに変貌していることに驚かされる。

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【伝統の650ccクラスVツインエンジン】

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