5位の蕨市(埼玉県、13.67%)は「日本一面積の小さい市」として知られる。外国人の6割強を中国人(6319人)が占め、隣接する川口市(25位:8.51%)と一体化した首都圏屈指のチャイナタウンを形成する。JR蕨駅から徒歩約10分の「芝園団地」(住所は川口市)は、住民の約6割を外国人が占めることで有名だ。
また、同市周辺は1990年代前半から、祖国の弾圧を逃れた在日クルド人が集住する「ワラビスタン」コミュニティーとしても知られる。ただし、その多くは難民認定を受けられず仮放免者として暮らしており、在留外国人統計上の「トルコ国籍者」にカウントされないケースが多い。実態としての外国人比率は、ランキングの数字を一段上回るとみられる。
外国人住民「ゼロ」の自治体は2つ
最後に「おまけ」として、「外国人比率が小さい自治体のランキング」にも触れておこう。

外国人住民がいまだ「ゼロ」の村が2村ある。一方で、この中にも高知県いの町(29人→48人)、青森県鶴田町(12人→30人)など、この3年間で外国人人口が急増している自治体はある。
5年後、10年後にはこれらの中から「外国人比率が高い自治体」ランキングの上位に顔を出す街が現れるかもしれない。
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【まずは人口1万人以下のトップ50】
