筆者は2月8日から17日にかけて、トルコとブルガリアを訪れた。その際、神戸空港からイスタンブール空港まで、韓国・仁川空港、カタール・ドーハ空港経由を選択した。整理すると、神戸―仁川間は大韓航空KE2172便、仁川―ドーハ間はカタール航空QR859便に搭乗する予定だった。カタール航空の仁川便を選択した理由は、関空からの直行便よりも仁川経由のほうが航空運賃が安かったからだ。なお、大韓航空KE2172便は神戸発11時10分、仁川着は13時0分。カタール航空QR859便ドーハ行きの仁川発は24時20分ということもあり、約11時間の乗り換え時間を利用して、ソウル観光をする予定だった。
さて、旅行初日の2月8日は悪天候の中、第51回衆議院選挙の投開票が行われた日でもあった。神戸市内は強い風と雪に見舞われた。気象庁のデータによると、神戸市では午前7時に風速10m以上の西風が吹いていた。私は午前10時頃に、国際線が乗り入れる神戸空港第2ターミナルに着いたが、吹雪いていた。チェックインカウンターでは、大韓航空のスタッフから、欠航や遅延が発生する可能性がある旨を伝えられた。
神戸空港→関西空港へ
手荷物検査、出国審査を終え、出発ロビーで機内への案内を待っていた。出発時間の11時10分になっても、機内への案内は行われず、最終的に悪天候による欠航が決まった。大韓航空によると、悪天候により、神戸空港に到着する予定の機材が関西空港に到着したという。「欠航」の報せを聞き、仁川空港でのカタール航空への乗り継ぎが難しくなるため、トルコ・ブルガリアへの渡航を半ばあきらめていた。すると、大韓航空から関西空港発仁川空港行き夕方便への代替案が提示され、ほとんどの搭乗客が大韓航空からの提案を受け入れた。この代替案だと、仁川空港でのカタール航空への乗り継ぎが可能となる。
ところで、搭乗客は神戸空港で「出国」したため、神戸空港から関西空港へ行くには、出国自体を無効にする出国中止の手続きが必要となる。12時30分頃に、搭乗口待合室から入国審査場へ向かうバスに搭乗客を乗せ、入国審査場にて「出国中止」のスタンプが押された。その後、チェックインカウンターがある出発ロビーに着いた。つまり、旅が振り出しに戻った格好だ。
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