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「縄跳び毎日30回」「こまめな買い出しで歩く」…"92歳ひとり暮らし"女性が語る《日々のあたり前》で元気になる秘訣

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『92歳、好き放題で幸せづくし』より
92歳ひとり暮らし。年を重ねるごとに健やかに生きる粟辻早重さんに、元気の源を教えてもらう(写真:林ひろし撮影)
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でも、出来合いのお惣菜だけで食事をすませることはありません。必ず、1品は手作りのおかずを組み合わせます。 

根菜たっぷりのおみそ汁で食物繊維を補給して、春菊のごまあえでビタミンCをとって。お惣菜を利用するときも、栄養バランスを意識して献立を考えるようにしています。

緑と赤のコントラストがすてきなキッチン。ヤカンのコレクションがずらりと並びます。世界のヤカン蒐集が趣味の粟辻さんは、2024年に「粟辻早重とやかんたち」を開催しました(写真:林ひろし撮影)

90代で習い始めたギター

毎週月曜日、陶芸教室に通っています。約30年前、夫が亡くなったさびしさを紛らすために数年間やってみたのが第1次陶芸ブーム。今は、第2次ブームです。

『92歳、好き放題で幸せづくし』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

現在の教室で習い始めてから4年ほどたちますが、実は、作品はまだひとつも完成していません。もちろん、完成形はしっかりイメージできているし、技術的なことは先生がサポートしてくれるんですが……。

土いじりはとても楽しくて、行くたびに一生懸命作っています。でも、ある程度形になるとなんとなく気に入らないところが出てきて、作りなおしたくなってしまうんです。

先週も、1カ月ほどかけて作ったものをグニャッと丸めてきました。教室の仲間や先生からは「せっかくここまで作ったのに、もったいない」なんて言われますが、私自身はまったく惜しいと思いません。

だって、陶芸のいちばんの楽しさは作る過程。あれこれ工夫しながら手を動かす時間そのものが、私にとっての栄養剤なのです。うまくできなかったら簡単に土に戻せるところも陶芸のよさだと思っています。

多趣味な粟辻さん。月に1度は和服に着替えて、お稽古を兼ねて自宅でお茶会を開いています(写真:林ひろし撮影)

そして去年は、ギターを始めてみました。知人が習っていると聞いて興味をそそられていたタイミングで、素敵なギターに出会って衝動買い。それをきっかけに、マンツーマンレッスンを受けるようになりました。

ギターに触れるのは初めてだから、難しいけれど新鮮! なかなか上達しないけれど、たまには自宅で復習もしています。かっこよく弾けるようになるのは、いつかしら?

演奏する姿はソファの正面に置いた鏡でチェック。「ミュージシャンはかっこよさも大切ですから」(写真:林ひろし撮影)

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