カメラの方向性について黒住氏は「超巨大なセンサーを載せて一眼レフを超えるという発想ではない。普段の生活の中で、クリエイターでも満足できるカメラを目指している」と語った。デザインを犠牲にしてまでカメラを巨大化させることはしないという。全体のバランスを重視する考え方は、最上位モデルを出さずに普及価格帯を磨くという今年の戦略とも通じている。
両モデルとも30分で1日分の充電ができる急速充電に対応した。日本向けにeSIMとおサイフケータイも搭載している。話しかけるだけで天気予報や花粉情報などの簡易アプリを自作できる「Essential」というAI機能も備え、日本語に対応した。
直販のみから楽天、そしてauへ
「フェーズ2」のもう1つの柱が、日本での販路拡大だ。Nothingは当初、公式オンラインストアだけで日本に参入した。25年4月に楽天モバイルから「Phone (3a)」が発売されて初のキャリア端末となり、楽天モバイルでの取り扱い店舗は現在1000を超える。黒住氏によると、日本はNothingにとってインドに次ぐ上位市場の一角を占めており、キャリアと組んで本格的に販売体制を構築している市場は世界でも日本だけだという。
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【Phone (4a) Proは楽天モバイルの独占販売】
