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「吟じます」でブレイクから18年…《天津木村(49歳)》の現在 「月収3桁万円→数万円」のどん底味わい、岩手移住で大復活

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天津木村
“エロ詩吟”でブレイクした天津・木村卓寛さんに、現在の暮らしを聞いた(写真:吉本興業)
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ブレイク当時は、幸せのレーダーチャート(健康、経済、人間関係、環境など項目ごとの数値があるグラフ)がいびつな形だった気がします。ひとつが飛び抜けて高いけど、こっちはめちゃくちゃ低いみたいな。それがいまはキレイな形になっていて、生活の充実度も幸福度もとても高い。

移住して成功したというより、岩手に救ってもらったという感覚です。

ブレイク当時の木村さん(写真:吉本興業)

ーー移住せず、東京で活動を続けていた未来を考えることはありませんか。

考えたくないかもしれない(笑)。

いまも月に1回くらいは仕事で東京へ行っていますが、あの競争社会で生き抜いていくのは、本当にすごいことだと感じます。最近思ったのは、かつては東京で成功を目指しながら必死に食らいついていたつもりだったけど、いつしか目的を見失って、そこから離れたら終わるという観念に縛られて、東京という場所にしがみついていただけではないかということ。

東京で成功している人やがんばっている人たちはみんなすごいし、東京はすばらしい街だけど、なかにはしんどさを感じる人もいるでしょう。もし、自分はしがみついているだけかもしれないって思う人がいたら、違う生き方や仕事があることをそっと耳打ちしてあげたいです。

もう全国区は目指さない

ーー岩手で成功を手にしたいま、もういちど全国区を目指そうという思いは湧き上がりませんか。

いまはまったくありません(笑)。芸人としての栄光も陥落も含めていろいろなことを経験して、自分の実力もわかっています。分相応というか、自分に合った居場所を見つけるのも大事なこと。45歳で岩手に来ためぐりあわせを幸せに思っています。

芸人としての栄光と陥落を経験し、現在の暮らしに満足している(写真:吉本興業)

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【大河ドラマが目標】

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