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【米国株増収率ランキング】エヌビディアを超える高成長企業は? AI軸に次世代テクノロジーを担うスター候補が続々

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アメリカの株式市場に上場する主要銘柄について、増収率が高い順にランキング(会社四季報オンライン編集部作成)

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イラン問題で市場の先行きが不透明な中、波乱の相場を生き残る銘柄をどう探せばよいのだろうか。カギとなるのが「高成長企業」だ。

3年前比で大きく成長

高成長企業は景気の変動や地政学リスクに強い独自の競争力を備えており、中長期的な株価の上昇が期待できる存在だ。そんな「大化け」期待の銘柄を探す上で押さえておきたいのが「増収率」だ。売り上げが成長していれば、利益もおのずと増えていく。中でも大きな増収率を示す会社は飛躍的に業績を伸ばしているため、将来的にも大きな利益を生み出す可能性を秘めている。

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特に足元では、イラン情勢の緊迫を背景にインフレ加速への懸念が強まっている。インフレ下では、コスト増を適切に価格転嫁できる「価格決定権」を持つ企業が生き残る。独自の製品やサービスで他社を圧倒する企業なら高い「増収率」を達成できるはずだ。

4月20日(月)発売の『米国会社四季報』2026年春夏号は、アメリカ株式市場に上場する主要銘柄について、増収率の高い順にランキングを作成。算定の基となる配当や株価は26年3月6日時点。対象は『米国会社四季報』26年春夏号の掲載銘柄。今期予想を基に3年前と比べた。

上位には先端テクノロジー企業が数多く入っており、世界の市場を牽引するGAFAM(グーグル親会社のアルファベット<GOOGL>、アップル<AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META>、アマゾン・ドットコム<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>)の次の候補になるかもしれない。

AI・半導体の大本命

1位はバイオベンチャーのブリッジバイオ・ファーマ(BBIO)。3年前の売上高9百万ドルが今期は9億3300万ドルと、増収率は9931.4%で100倍になる計算だ。今期はまだ赤字見通しだが、来期に黒字化を予想。アメリカ食品医薬品局(FDA)が複数の治療薬を承認するなど、収益化が進みつつある。

2位はAI用クラウドサービスのコアウィーブ(CRWV)。大手AI関連企業が顧客だ。エヌビディア(NVDA)が当社株を10%超保有し、株主名簿の2位となっている。AI市場の拡大を背景に、増収率は5338.4%と3年前比で50倍超となる見通しだ。

AI・半導体関連企業としては、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、インテル(INTC)などと提携し、クラウドやAIのインフラ向けに半導体ベースの高速接続ソリューションを開発するアステラ・ラブズ(ALAB)が4位、エヌビディアが7位、エヌビディアと関係が深くサーバーやストレージシステム設計・製造のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)が8位、半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(MU)が11位と、上位を席巻した。

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【量子コンピューターで注目の銘柄は?】

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