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京セラのタフネススマホ「TORQUE G07」は、日本限定で終わらせるにはもったいない存在

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京セラの「TORQUE G07」(筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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「TORQUE G07」のタフネス性能は、米国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hに準拠した各種耐久試験をクリアしている。さらに京セラ独自の項目を加えた多数の試験を通過。耐衝撃性能は2メートル超の落下にも耐えうるレベルをうたい、加えて耐氷結、耐日射、耐塩水、さらには泥水への耐性までカバーする。冬の登山やスキー、夏の海水浴や川遊びといったレジャーはもちろん、悪天候や温度変化の激しい環境での利用まで想定した、徹底したフィールド志向の設計なのだ。

汚泥や海水にも耐えうる強固な防水性(筆者撮影)
【写真を見る】京セラのタフネススマホ「TORQUE G07」は、日本限定で終わらせるにはもったいない存在(5枚)

背面には複数のスライドロック構造を備え、落下時でも背面カバーが容易に外れないよう配慮されている。この構造によって防水性を高めるとともに、不意の落下でバッテリーが飛び出してしまうリスクも抑えられる仕組みだ。交換式のバッテリーは前モデル「TORQUE G06」とサイズ互換が確保されており、既存ユーザーが保有している電池パックや充電器をそのまま活かせる点もよく考えられている。

いまや多くの人が落下時の破損や故障を恐れてスマートフォンをケースに入れて使っている。しかし「TORQUE G07」は基本的に裸で使うことを前提に設計されている。正面カバーと背面カバーは交換可能な構造になっており、万が一キズがついても新しいカバーに付け替えることで外観をリフレッシュできる。壊れにくいだけでなく傷ついた外装を交換しながら長く付き合えるという点も、「TORQUE G07」が他のタフネススマホとは一線を画する部分である。

ヨーロッパで求められる交換式バッテリー

「TORQUE G07」の特徴の一つである交換可能なバッテリーは、大手キャリアが扱う現行スマートフォンとしてはほぼ唯一の機能と言える。バッテリー容量は4585mAhと必要十分であり、最近発火の問題が起きているモバイルバッテリーを持ち歩かなくても、予備バッテリーを準備すれば長時間電源に頼らず運用もできる。

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【バッテリー規制が進むEU】

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