デジタル化が社会全体で加速する中、IT業界は就活生から高い注目を集め続けている。あらゆる産業でデジタル人材の需要が高まり、新卒採用市場においてもIT・情報通信分野は人気の高い業界として確固たる地位を築いている。
文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施している「就職ブランドランキング調査」の最新版から、今回はIT業界に特化した「IT特別版」の人気企業ランキングを紹介する。調査対象者は、就職サイト「ブンナビ」に登録する2027年春卒業予定の大学生や大学院生だ。
ITの人気企業を分類してランキング
「WEBサービス」分野ではグーグルがトップとなった。楽天グループが2位、アマゾンジャパンが3位、サイバーエージェントが4位、LINEヤフーが5位と続いた。インターネットサービスを日常的に利用する学生が多い中、知名度に加えて、AIやデータ活用の最前線に触れられる企業としてのイメージも人気を後押ししているようだ。
「ソフトウェア」の分類で1位となったのはSky。2位にはNTTデータ、3位に富士ソフト、4位に日本IBMグループ、5位にはSocioFutureが入った。業務の具体性が伝わりやすく、幅広い業界のDXを支える仕事に携われることが、学生からの関心につながっているとみられる。
「通信系」ではNTT東日本が首位だった。2位はJCOM、3位はNTTドコモ、4位はKDDI、5位はソフトバンクグループとなった。通信インフラを支える安定性に加え、ネットワーク、データ、法人向けソリューションなど事業領域の広がりも評価されているのだろう。
「ITメーカー系SIer」では日立ソリューションズが1位。2位はNECネッツエスアイ、3位は日本ヒューレット・パッカード、4位は三菱電機ソフトウエア、5位はNECソリューションイノベータだった。大手グループの技術基盤や顧客基盤の強さに加え、企業のシステム導入や運用を支える存在として、堅実な人気を集めている。
企業のDX推進が続く中、IT人材の需要は今後も高水準で推移する可能性が高い。学生側も、知名度だけでなく、どの分野の技術に関われるか、どのような成長機会があるかという視点から、より具体的に企業を見極めることが求められそうだ。ランキング表では全8種類の分類でまとめている。



















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