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中国人留学生が「慶應でなく早稲田を選ぶ」深い理由 背景には、早稲田で学んだ「中国人エリート」たちの軌跡が

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早稲田大学
中国人の留学先として人気の早稲田大学。その背景には、歴史的な繋がりがあった(写真:i-flower / PIXTA)
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2025年10月から2026年1月にかけて、早稲田大学演劇博物館では「日中演劇交流展―欧陽予倩・田漢と日本」が開催された。

中央戯劇学院の初代院長となった欧陽予倩(俳優・劇作家・映画監督・演劇理論家)と、中国国歌の作詞者として知られる田漢(劇作家・演出家・詩人)の2人は、日本留学時代から演劇への情熱を燃やし続けた人物である。

企画展の説明文には、「展示では、欧陽予倩・田漢と当時の日本演劇や文化人との交流を主題とし、先人による演劇交流の歴史を振り返ることによって、今後も演劇交流が架け橋となって、日中両国の相互理解がいっそう深まることを期します」と記されている。

先人たちの往来をたどることで、今日の文化交流の意味があらためて浮かび上がる。

留学生向けの入試制度が整備されている

数年前、中国・安徽省の農村部から来日した数人の郷鎮企業の経営者を、早稲田大学に連れていく機会があった。当時、筆者は留学生向けの進学塾に勤めており、案内役の白羽の矢が立ったのだ。

キャンパスに到着すると、彼らは目を輝かせながら構内を見て回った。来日前から、早稲田大学は日本有数の名門大学だと認識していたという。自身は中学や高校までの学歴で、大学教育の経験はない。それでも、子どもにはぜひ日本に留学させ、早稲田で学ばせたいと強く願っていた。

早稲田大学は、中国の複数の大学と幅広い交流・協力関係を築いている。特に早稲田大学と北京大学は、日中を代表する大学同士として長年にわたり多層的な連携関係を築いている。主な内容は、交換留学プログラムや共同研究、学術フォーラムの開催、教員・研究者の相互派遣などである。

特に政治・経済・社会分野における共同研究が活発で、学生レベルでも短期研修やダブルディグリーの機会が提供されている。こうした交流は、日中間の人的ネットワーク形成と相互理解の深化に重要な役割を果たしている。

早稲田大学では、留学生向けの入試制度が整備されている。入試は主に書類審査と面接によって行われる。日本留学試験(EJU)の成績や英語スコアが重視される一方、政治経済学部や人間科学部、創造理工学部などでは筆記試験も課されている。

同大のお膝元である新宿区・高田馬場には、中国人留学生向けの進学専門塾も多く存在する。ある進学塾では、2026年度の合格者の数が50人に達したという。

今年合格したある学生に志望理由を尋ねると、彼は自信満々にこう語った。

「日本に来た目的は、早稲田大学に入ること。両親が強く望んでいたことに加え、将来は中国で働きたいと考えている。早稲田の知名度は、理想の仕事を見つけるうえで大きな力になると思った」

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【早稲田はコスパのよい大学】

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