8回に1回「出前館」で注文されてる? 「唐揚げブームは終了」と言われる今、デリバリー配達員が“神戸”ローカルチェーン「きしから」に寄せる期待とは(写真:筆者撮影)
出前館でのシェア率12%? ある「唐揚げチェーン」の勢い
個人店から大手チェーンまで、様々な企業が参入している「唐揚げビジネス」。外食産業に詳しい笹間聖子氏による記事「閉店急増の唐揚げ店「からやま」だけ一人勝ちの訳」によると、からあげ専門店は2012年に450店舗あったが、2022年4月に約10倍の4379店にまで激増。しかしコロナが収束して以降、状況は一変。持ち帰り需要の減少や原材料費の高騰、競争激化が加わり、現在は業界に「冬の時代」が訪れている。
身近な話題だと、調理に欠かせない「食用油」の値上がりが深刻だ。家庭用の食用油は2026年4月1日以降、大手各社で8~15%ほど値上げされた。食品大手のカルビーは同年6月1日納品分より、ポテトチップスうすしお味やJagabeeなど、全17商品で5~30%程度の値上げを発表している。
唐揚げは食卓の超定番。もはや「国民食」といっていい存在である。今後も“インフレ”に負けず頑張ってほしい……。例えば私が6年前から住んでいる兵庫県神戸市では、神戸発祥のローカルチェーン『きしから』が強い。現在は神戸市に11店舗を展開している。
私はウーバー+出前館配達員として働いている。直近半年間の配送実績を調べたところ、出前館の配送の約8回に1回、約12.6%を『きしから』の配送が占めていた。もちろん配達員によって数字に差は生じるだろうし、デリバリー業界全体にかつての勢いはない。その上で、少なくとも私の場合は、きしからの唐揚げを運ぶ頻度が少なくないのだ。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら