「同僚との雑談は無駄では?」新入社員研修で講師を絶句させた受講生の言い分
すると、その新入社員は、少し怪訝そうな表情をして、次のように言いました。
「でも、新入社員研修が終わったら、皆はさまざまな部署に配属されます。おそらく新入社員同士で仕事をすることはないので、他の新入社員のことを知っても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、雑談が大切というなら、研修の中で雑談について教えてほしいのですが」
竹中さんが一瞬「うっ」と言葉に詰まっている間に、その新入社員は「ありがとうございました」と言って、席に戻りました。ただ、別に不貞腐れた様子はなく、その後も研修にしっかり取り組んでいたそうです。
挨拶や会議の発言はしっかりやる
こうした雑談を嫌がる新入社員が増えているのでしょうか。今回、大手企業の人事部門担当者に確認しました。「以前と変わらない」(物流・金融など)という回答もありましたが、「その傾向が(少し)ある」という見解が多数ありました。
「就活でコミュ力が強調されているせいか、朝夕の挨拶やお礼の言葉などは、以前よりもレベルアップしています。会議での発言も活発です。ただ、雑談や飲み会で積極的に人間関係を構築しようという新入社員は、たしかに近年は減っています」(輸送機)
「個人差がある話ですし、新人・若手のコミュニケーション量が減っているとは思いません。ただ、社交的でよく雑談するという人でも、自分と気の合う相手とじっくり話す感じで、色んな人に話しかけるというタイプは少なくなっていますね」(エネルギー)



















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