「自分の長所を見つけよう」は効果ない?自己肯定感を高めようとする人の"落とし穴"
ところが、そのようにがんばっても、それだけでは十分な効果が出ないことがあります。なぜなら自己肯定感が低い原因は、私たちの意識的な努力では届かない無意識の領域にある場合もあるからです。意識的な努力だけでは、自己肯定感が低い原因が解決しないこともあるのです。
このことは、「過去のネガティブなことは考えないようにしよう」という努力についても当てはまります。そのことについて詳しく見てみましょう。
⑥過去のことは考えないようにする
過去の苦しかったことについてくよくよと考えても、建設的ではなく前にも進みません。ですから、過去の苦しい経験について「あれは過去のことで、もう関係ない」「過去のことは考えないようにしよう」「未来だけを見て生きよう」と心がける人は多いと思います。
ところがそう努めても、心の奥には過去の苦しい経験や心の痛みは残っています。そして今もそのことに影響されているし、これからも影響され続けることがあります。過去の痛みが、怒り、憎しみ、心の重荷、軽蔑心、罪悪感、劣等感、絶望感などの原因になっていることもあるのです。
必要なことは、過去の苦しい経験についてくよくよ、ぐるぐると考えるのではなく、その経験に直面し、苦しみを癒して変えることです。ただ、自分一人でそれをしようとしても難しいことも多いものです。ですから、プロのカウンセラー(心理療法家)などの助けを使って行うと有益です。
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