「自分の長所を見つけよう」は効果ない?自己肯定感を高めようとする人の"落とし穴"
ここで、ほとんどの人が知らない、とても大切なことをお伝えします。
私たちが他人に対して批判的な気持ちになったり、見下す思いになったりするとき、その背景には、自分にも似た特性があることへの抵抗が隠れている場合があります。さらには、その特性を悪いものだと思っているので、「自分にはそんな特性はない」「自分はあんなことはしない」と信じようとします。つまり、他人に対する批判的な思いを自分自身に対しても向けており、無意識のうちに自己否定していることがあるのです。それが自己肯定感の低下につながることがあります。
例えば、誰かに対して「私を裏切った」と批判している人は、自分も誰かのことを何らかの形で裏切ったことがあるかもしれない、という部分を認めたくないのかもしれません。同様に、誰かのことを「怠惰だ」とか「無能だ」と見下している人は、自分にも怠惰なところや無能なところがあるけれど、それを悪いことだと思っているので、そこは見ないようにして「私はあんなに怠惰じゃない(無能じゃない)」と信じていることがあります。
つまり、自分自身について無意識の罪悪感を感じている特性を他人が見せたとき、その人への批判心や軽蔑心が湧くことがあります。そして、その相手を責めたり見下したりすればするほど、実は自分でも気づかないうちに、同じ特性をもっている自分自身を無意識のうちに責めたり見下したりしていることがあるのです。そのため、他人を見下して優越感を感じても、自分を認めたり愛したりすることはできません。
反対に、そのままの自分のことを認めて愛している人ほど、他人のことを肯定的に感じられ、批判的な気持ちはあまり湧かないものです。
⑤自分を認めるぞ!と意志の力やポジティブ思考でがんばる
自己肯定感を高めようとして、「自分を認めるぞ!」「私は私を愛します!」「自分を責めるのはやめよう」などと思ってがんばる人たちがいます。きっと、ほとんどの人がそうしたことがあるのではないかと思います。



















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