「お相手にときめかない」38歳女子の"遠すぎる春"…条件で選ぶ男性にはたして「恋愛感情」を持てるか? 婚活現場のリアル

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初回デートの帰り際には、「今日はありがとうございました。無理のないペースでお会いできたらうれしいです」と伝えてきた。2回目のデートは、美術館。3回目のデートは公園を散歩したあとにカフェへと、2人の時間を重ねていった。

そして4回目のデートの帰り道、つとむはえつこに真剣交際を申し込んできた。ところが、それに即答できなかった。

その日の夜、「答えを迷っています」と筆者に連絡を入れてきた。

「誠実で、仕事も安定しているし、会話も穏やか。これまでお付き合いした人の中では一番いいとは思います。でも、お会いしていてもドキドキしない。この先、男性として好きになれるかどうか、その確信が持てないんです」

そこで、筆者はこう伝えた。

「ドキドキは恋愛の入り口になりますが、結婚の適性とは別の感情です。長い結婚生活を考えたときに、気持ちが穏やかに育てていけるかどうかを考えてみたらどうですか?」

結局、「お返事に1週間お時間をください」とLINEで伝えたところ、つとむの相談室から、“交際終了”の連絡がきた。「今決められないものは、1週間後も2週間後も決められない」とつとむは思って、この交際に見切りをつけたようだった。

好きになれる相手は現れるのか

みゆ(44歳・仮名)は外資系企業に勤務し、年収は約870万円。仕事ではチームをまとめる立場にあり、海外とのオンライン会議も日常的にこなす。経済的にも精神的にも自立した女性だった。

そんな彼女が結婚相談所の門を叩いたのは、「このまま1人で歳を重ねるのは寂しい。将来をともに過ごせるパートナーがほしい」という気持ちからだった。

だが、活動を始めて1年経ったものの、お見合いから仮交際に入っても、そこから真剣交際に進める相手に出会えずにいた。

「どなたにお会いしても、頼りなく感じてしまうんです。会話も私がリードしないと続かないことが多い。社会的に立派な仕事をしているのかもしれないけれど、パートナーとして尊敬できないんです」

そう話すみゆの口調は冷静だが、どこか疲れがにじんでいた。

最近、交際終了となった地方公務員で年収800万円のようじ(45歳・仮名)についても、こんなことを言った。

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