『ライ麦畑でつかまえて』『モンテ・クリスト伯』東大生が夢中になって読んだ人気名作文学3選

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(写真:浦部高明 / PIXTA)
(写真:浦部高明/PIXTA)
東大に合格する人は、やはり小さい時から読書の習慣がある人が多いと言われています。頭がよくなってから読書をするのではなく、読書をしているうちに頭がよくなっていく……そんな東大生の読書術を体系化した『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』は、シリーズ累計50万部を突破し、文庫化もしています。今回は筆者の西岡さんに「東大生に人気の古典文学」を聞きました。

なぜ今、古典文学が読まれているのか

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』
『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(新潮文庫)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

東大生には読書家が多い、とよく言われます。もちろん全員がそうというわけではありませんが、実際にキャンパスを訪れると、休み時間に本を開いている学生を見かけることは少なくありません。しかも読まれているのは新刊や実用書だけではなく、何十年、あるいは何百年も前に書かれた名作であることも多いです。文学部の学生だけではなく、法学部や理系の学生でも、「古典が好きです」と自然に話す人がいるのは、東大らしい光景かもしれません。

この前、新入生向けのオリエンテーションで東大に行ったときも、『罪と罰』を読んでいる学生を見かけました。ドストエフスキーのような重厚な作品を、義務ではなく自分の意思で手に取っている。その姿を見て、やはり東大には、過去の名作に強く惹かれる人が多いのだと感じました。

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