「今の仕事にまったく興味がないんです」外資コンサル3年目の意外なキャリアパスのつくり方→⦅未経験⦆でも不可能じゃない⦅異業種⦆転職計画〈安藤健のキャリア相談室♯4〉

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S:「ドライ」なのはダメなことかと思っていました。

安藤:そんなことはありません。世の中には「寝食を忘れて打ち込む天職を見つけなければならない」という強迫観念のようなものがありますが、私はそうは思いません。

「ライフ」のために頑張っていい

S:私にとって、仕事はあくまで「やるべきことを頑張る」場所という印象です。人生の第一優先は、家族とゆったり過ごすことかもしれません。

安藤:素晴らしい。仕事の裏側には必ず「ライフ」がある。ライフを充実させるための手段として、今の高い待遇や基礎スキルの獲得を位置づけるのは、極めて真っ当です。

S:お金は稼がないと生きていけませんし、待遇が高いからこそ頑張れるという面もあって。このバランスは維持したいですね。

安藤:そのバランスが取れているなら、無理に仕事で「情熱」を強いる必要はありません。

S:よかったです。仕事に対して「やりたいこと」や「やりがい」を求めるだけではなくていいんですね。

安藤:その通りです。それに、仕事に本気ではないと言いながら、これだけのパフォーマンスを出せるのは、Sさんの基礎能力が発揮されている証拠ですよ。

S:そう言ってもらえると嬉しいです!

基礎スキルの貯金が「失敗しない転職」の武器
さて、今日のキャリア相談室は以上です。
「仕事でやりたいことがない」と悩むSさんでしたが、大切なのは熱狂することではなく、自分の「基礎スキル」という貯金を増やし、環境を乗りこなすこと。そしてキャリアに迷ったときは、今の場所から「グラデーション」を描くように次の一歩を探ることです。

安藤健氏の新刊『転職はタイミングが10割』(4/22発売)では、「やりがい4タイプ診断」や、失敗しない転職の考え方、長いキャリアのためにやっておくべきことなどが詳しく紹介されています。ぜひチェックしてみてください。

今後もさまざまなキャリア相談を掲載していきますので、お楽しみに!

安藤健 キャリアのモヤモヤを解決する組織人事コンサルタント

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あんどうけん / Ken Ando

人事・採用支援などを手掛ける株式会社人材研究所ディレクター。デジタルハリウッド大学特任准教授。

大手からスタートアップまで幅広い企業で「人材採用」や「人材育成」を中心とした人事支援に従事。官公庁・自治体主催の採用・人材開発セミナー講師。

若手からミドル社会人の「仕事がしんどい」「このままでいいのかわからない」といったモヤモヤを、職場の構造・評価の仕組み・キャリアの考え方から整理し、納得できる選択につなげる支援をしている。

著書に『転職はタイミングが10割』(東洋経済新報社)、『人材マネジメント用語図鑑』(共著、ソシム)、『あたらしい「自己分析」の教科書』(日本実業出版社)、『これで採用はうまくいく ほしい人材を集める・見抜く・口説くための技術』(共著、秀和システム)など。

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