「私は今、29歳で、高校卒業から11年たった灘生の現状を知っているのですが、仮面浪人をして満足いく結果になった人がいません。いい経験になるとか副次的なプラス要素はあると思うんですが、仮面浪人をするなら振り切るべきです。友達と遊ばないと決めたり、留年をしたり、大学を辞めたりするべきだと思います。
自分は絶対東大に行きたいわけではなかったんです。行けたらいいなって感じで、少林寺もやってたし、防大の生活も単位を取得していましたので。
浪人して成功している人もたくさん見ていましたので、浪人自体は反対ではありません。でも仮面浪人をするなら、条件が揃った時だけだと思います」
親の背中を見て、自分も事業主になりたい
自衛官になる道も考えた大前さんですが、大学を卒業してからは関西学院大学のMBAに入学し、卒業してから1年間公認会計士の勉強をしたのち、並行して親の仕事を手伝っていたことがきっかけで親の会社で働き始めます。
働き続ける中で、オタクだったことがきっかけで漫画の受託制作会社である株式会社同人を設立し、代表取締役となりました。
また、 4月4日には約1年かけて開発した漫画制作特化のマッチングサービス「GreenHorn」をローンチ。人気YouTubeチャンネル「令和の虎」にも出演し、100万回再生されるなど、漫画・同人誌の価値を広く発信しています。
「私は自分の人生の中で、勉強できること、オタクであること、少林寺を続けてきたことなどの誇りはありました。
でも社会人として見ると、社長としての両親の姿を見ていて、こうなりたいと思っていたんです。心のどこかで、自分も事業主になりたいという思いがありました。
親の仕事を継ぐという選択肢もありましたが、親から教わっていた人・もの・時・場所・お金という『起業の5条件』が揃ったので、起業しました。
頭脳と圧倒的パワーがある灘生を誘って、東大阪市を拠点に、漫画特化の依頼サービスを展開しています。個人から法人まで利用できる、漫画家とつながるプラットフォームを運営しています。
私はオタクで、漫画の力を信じています。想いを伝えることを大事に考え、今後とも頑張っていきたいと思います」
灘高校を出てから防衛大に進学し、仮面浪人を経験するという一風変わった経験をした大前さんは、これからも経営者として、唯一無二のキャリアを作っていくのだと思いました。
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