アメリカは100%超え、ドイツは79%、イギリスでさえ59% 《食料自給率》の低い日本が"令和に直面する課題"
データで見る「食料自給率」の真相
農林水産省の統計によれば、日本のカロリーベース食料自給率(国民が摂取する食料の熱量(カロリー)のうち、国内で生産された食料が占める割合)は、2024年度においてわずか38%にとどまっています。つまり、私たち日本人が生きていくために必要な熱量の6割以上を、海外に依存しているのです。
これは主要先進国のなかでも極めて低い水準です。カナダやオーストラリア、アメリカは自給率が100%を超える食料輸出大国であり、ドイツは79%、イギリスでさえ59%を維持しています(22年)。
なぜ、日本は食料自給率が低いのでしょうか。
最大の理由は、「土地が狭く、人口が多い」という地理的な制約にあります。
日本の国土面積は約3800万ヘクタールですが、そのうち農地として利用できるのはわずか約430万ヘクタール、国土の約12%にすぎません。この限られた農地で、1億2000万人の農作物を賄うことは物理的に困難なのです。



















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