「見えなくなってきたら手術」では手遅れ…医師が警告する 《白内障を放置》が招く非情な結末とは

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・現在服用している薬について(お薬手帳なども持参ください)

・男性の方で前立腺肥大の内服をしているか

・薬剤アレルギーの経験があるか(内服や注射での蕁麻疹や気分不良など)

・打撲やけがなど、過去に眼を強くぶつけたことがあるか、左右のどちらの眼か

・血縁の身内に眼の病気(特に緑内障や網膜剥離など)になった方がいるか、その病名について

・過去にレーシック手術や眼内コンタクトレンズ手術(ICL)などの近視矯正手術を受けたことがあるか(手術前の近視や乱視の度数の分かる参考資料などもあれば持参ください)

眼底検査で「糖尿病」や「動脈硬化」が見つかることも

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よくあるケースとして「体の病気は眼とは関係ない」などと独自に考えて、話しそびれる患者さんもおられますが、体の病気は意外と眼に関係している場合も多いのです。

たとえば、糖尿病や動脈硬化、高血圧などの血管系の病気は、眼科での眼底検査で発見できることが多いので見逃せません。

また、男性の前立腺肥大の治療薬には、虹彩(茶目)がふにゃふにゃに柔らかくなる「フロッピーアイリス症候群」と呼ばれる副作用もあります。

このため、前立腺肥大の治療薬を服用している患者さんの白内障手術時には、超音波を使用したり眼内レンズを挿入したりする際に、細心の注意を払って手術を行うのです。

村上 茂樹 医学博士、順天堂大学客員教授、日本眼科学会認定眼科専門医

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むらかみ しげき / Shigeki Murakami

山口県萩市生まれ。私立 愛光学園中学・高等学校卒業。順天堂大学医学部卒業。同大学院医学研究科博士課程修了(高齢者の失明予防医学を研究)。眼科学会専門医とともに東洋医学会漢方専門医と抗加齢医学会専門医の3冠を有する、史上初の眼科医として、栄養・漢方治療も併せた眼科の統合医療を実施。世界最小でわずか2ミリからの「極小切開法(MICS(ミクス)法)」と最高品質の眼内レンズなどにより、これまで1万3,000例を超える白内障手術を行う。また、県内でも希少な緑内障治療の「選択的レーザー繊維柱帯形成術(SLT)」および、網膜治療の「マルチカラーレーザースキャン法」などによる眼に優しい無痛のレーザー光療法でも2万件以上もの実績を積み重ねている。わかりやすい解説と、堅実な医療、眼科手術が身上。日本眼科学会、日本臨床眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本眼科手術学会など多数の学会で学術講演を行う。海外医学雑誌や日本眼科学会英文機関誌(JJO)などへの英語学術論文の掲載実績ならびに著書も多数。

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