自民・小林政調会長「"比例復活"がわかりにくい」 衆院定数の削減をめぐる議論、ゾンビ議員を生む比例のみ削減の維新プランに自民党内で"慎重論"も

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——日本人は消費税に対する拒否感やこだわりが強いので、給付付き税額控除につなげるとしても、食料品の消費税を「2年後に8%に戻せるのか」という問題もあります。2年後といえば参院選への影響も懸念されますが、うまく乗り越えられるのでしょうか。

説明責任を果たして、うまく乗り越えないといけないですよね。例えば、これくらいの収入の方はこういうメリットがありますと、できるだけ定量的に示すことができたらいいと思っています。

議員定数削減「維新案」に自民党内で“温度差”

——選挙制度改革の議論で賛否が分かれている中選挙区制度について、小林さんは賛成の立場ですか。

これは……悩ましい。

——中選挙区制度になったら自民党同士で議席を争う可能性が高くなりますから、想像して頭を抱えている議員も結構います。

どの選挙制度であっても、決まってしまえば選挙で勝つために候補者としてやるべきことはいっさい変わらないと思います。

ただ、同じ党内で争うことになると派閥や選挙区の広さなど、いろいろ問題があったからこそ今の小選挙区制度になっているので。先輩議員の経験を教えていただきながら考えを深めたいと思います。

——議員定数に関して、日本維新の会はゾンビ議員を生む比例の削減を主張していますが、自民党内には慎重な意見もあります。

そもそも比例については、今回の衆院選で獲得議席が候補者の数を上回ったので、確保できるはずだった14議席を他党に譲ることになりました。今の制度がそうなっているから仕方ないのですが、自民党が得るはずだった議席が他党にいくというのは不思議な感じがします。

あと、個人的には“比例復活”というのがわかりにくい。

動画ではこのほか「日本国国章損壊罪」や「“官民戦略投資”のあり方」などについても聞いています。
(前編)
(後編)
青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員研究員

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あおやま かずひろ / Kazuhiro Aoyama

元日本テレビ政治部次長兼解説委員。1992年日本テレビ入社。1994年に政治部に異動し、以来羽田政権から石破政権まで16の政権を取材。野党キャップ、自民党キャップ、ワシントン支局長を歴任し、国会官邸キャップを2度6年にわたり務める。与野党、省庁を問わない幅広い人脈を持ち、分かりやすい解説には定評がある。2021年に独立し、メディア出演、記事執筆など精力的に活動している。HP:青山和弘オフィシャルウェブサイト

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