我が家の場合、部屋を細かく区切るよりも、ひと続きの空間として使える間取りが暮らしやすいため、1ルーム、もしくは1K・1DKがベスト。犬が遊んだり、体操をしたりするために、何もない床スペースとして10畳ほど余白を確保したいので、「キッチン6畳+居室8畳」といった構成なら、動線と居住性のバランスが取りやすく、無理なく暮らし続けられそうです。
どこにいても家族の気配が感じられ、エアコンの効きもよく、家賃の負担も大きすぎない。つまりは暮らしのバランスが取りやすい広さです。
老いじたくには、水回りの動線が重要
さらにこだわりたいのが、使いやすい水回り動線。流し台は狭くても問題ないのですが、ガスではなくIHなら火事の心配がいりません。つい先日、夫が鍋底を焦がしてヒヤリとする場面がありました。年を取れば物忘れが増えるため、「消し忘れ」からの事故が怖い。60代のうちに、IHにしておくほうが安心だと感じています。
手すり付きのトイレと風呂場があれば、スキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中で、手足に障害がある夫が1人でも無理なく用を足せて、入浴ができる。「トイレに1人で行ける」ということは、人間の尊厳を維持するために重要ですし、介助する側・される側、どちらにとっても肉体的・精神的な負担を大きく減らしてくれます。
さらに室内洗濯機置き場にドラム式洗濯乾燥機を置けば、うだるような真夏でも、ベランダで物干しすることなく、エアコンでキンキンに冷えた部屋でボタンひとつで洗濯から乾燥まで完結できる。年を取れば誰しも、動作はゆっくりになります。家事の労力は少しでも軽いに越したことはありません。





















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