2階建て3階建ての家に住んでいる人が年をとると、階段の上り下りが大変で、下の階だけで暮らしているとか、普段使っていない部屋は物置になってしまい、足の踏み場もないというのもよく聞く話です。
広さは本来、快適さの象徴だったはずです。しかしセカンドライフにおいては、逆に住みづらさに置き換わってしまう。そのため、広いほうがいいとも、狭いほうがいいとも言い切れない。無理なく動けて、きちんと手が回り、変化にも対応できること。そのバランスの中に、「ちょうどいい広さ」があるのだと思います。
我が家に必要なのは10畳分の空間
我が家の場合「35m²〜40m²」が、無理なく暮らし続けられる現実的な広さだという結論にたどり着きました。リタイア済みの60代の夫と、在宅で仕事をする50代の妻。荷物は少なめで、12キロの中型犬が1匹。結婚10年で5回の引っ越しを経験する中でわかったのは、広すぎても狭すぎても負担が出てくるということ。
85m²・4LDKは明らかに持て余し、50m²・1ルームはゆとりはあるものの、空間が広いぶん冷暖房効率が悪く、夏は暑すぎて冬は寒すぎる。30m²は居室こそ快適でしたが、水回りの使い勝手に難がありました。そして現在の25m²は、暮らせなくはないものの、長く住むには窮屈です。
特に実感しているのが、「床に布団を敷く生活の限界」です。いまは問題なくても、上げ下ろしの動作は年齢とともに確実に負担になっていきます。ソファはなくても困りませんが、それぞれにベッドがあることは、これからの暮らしにおいて欠かせない要素だと感じています。あとは、食事も仕事も兼ねられる、大きめのテーブルが1つあれば十分です。





















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