立地条件とデザインが選べるアパート経営 IT化とスマホでアパートはますます有力な投資に
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一次流通モデルにより
アパート経営からオーナーを自由に
はじめに、通常のアパート経営がどのようなものかおさらいしておこう。
アパート経営を始めるのにまず必要となるのが、物件を建設するための土地だ。通常、アパート経営の業者は、地場の不動産屋から土地を購入し、そこに自社のアパートを建設してオーナーに向けて販売する。当然、価格には購入した土地に利益分が上乗せされているため割高になる。さらに、希望する立地条件や洗練されたデザインの建物があるとは限らない。さまざまな制約の中からアパート経営を始めなければならないというワケだ。
それではインベスターズクラウドの場合はどうか。
この企業の最大の特徴はオーナーと不動産屋の“マッチングビジネス”である点、すなわちオーナーは土地を地場の不動産屋から直接購入できることにある。
実は優良な土地はネットなどでは公開されていないことが多く、優良な物件は一般に出回る前に業者が買い取ってしまうことが大半だ。
そこでインベスターズクラウドでは全国10都市、1万2000社の不動産屋の非公開土地情報を同社の運営するアパート経営プラットフォーム「TATERU」で提供。オーナーが地場の不動産屋から直接土地を購入できるようにした。
つまり、これまでの在庫ビジネスでは業者が仕入れて転売するという二次流通モデルだったのに対し、「TATERU」は不動産屋から土地を直接仕入れることができる一次流通モデルなのだ。業者利益や二重課税など土地取得にかかる費用が抑えられるため、少ない負担でアパート経営を始めることができる。